1階のインナーガレージ。車や自転車のメンテナンスはもちろん、DIYなどもできるよう、ゆとりの広さを確保。玄関とホビールームへ直接つながり、動線も良い。
マンションで暮らしていた時は玄関が靴だらけ。そんな経験から「玄関は広く」と特別の思いが。インナーガレージからは右のシューズクロークへとつながっている。レイングッズもかけられるポールが便利そう。
これだけの大空間でも夏場の日中は2階のエアコンをつけるだけで、家全体が涼しくなるという。
ダイニングから一段下がった「ダウンリビング」は、展示場で一目惚れして採用された。真ん中の柱にはタイルがあしらわれ、ヴィンテージ調のインテリアを引き立てている。リビングと廊下に面したワイドなバルコニーと吹抜けのおかげで開放感にあふれた空間に。
奥様が大好きな青色がモチーフのキッチン。背面のカウンターにあしらったモザイクタイルが可愛い。ガラスがはめ込まれているので圧迫感も感じない。
『白』がコンセプトの3階は3人のお子様達のスペース。「個室でゲームをしないこと」がご家族の約束。遊ぶ時は、ホールの一角のファミリーコーナーで。窓がふんだんに設けられているので明るい。
コンクリートに見える壁紙がクールな印象のトイレも青色が好きな奥様の意向が反映されたもの。小物を飾れるニッチや手洗いカウンターなど使い勝手の良さにもこだわった。
「たまたま、万博記念公園の展示場で小林住宅さんのモデルハウスに友人と軽い気持ちで入ったのがきっかけ。夏なのにエアコン一台ですごく涼しいことに感動して、夫と一緒にもう一度訪れたんです。そしたら即決で『ここで家を建てよう』と言うことに。」と奥様。Y様にお聞きすると、ダウンリビングなどのデザイン性やダブル断熱の快適性はもちろんのこと、スタッフの人柄が一番の理由だったとか。
「馬が合う、というか、真摯な対応ぶりにこの人なら信頼できると直感したんです。途中工程も、我が家はかなり注文が多かったと思いますが、一生懸命がんばってくれて、本当に満足していますよ」。お子様の受験を機に、ハード面でもソフト面でも窮屈すぎるマンション暮らしから脱却したいと建てられた家は、1階にインナーガレージと夫の『遊び場』をしつらえ、大きな吹抜けが1階~3階をつなぐ大空間の家。それぞれがしたいことを愉しみながらも、つねに家族の気配を感じることができる、仲良し5人家族にぴったりな住まいが完成した。