両方の組み合わせで、断熱性・気密性が決まります。
サッシフレームの素材として一般的なアルミニウムなどは熱を伝えやすい性質があり、窓からの熱の出入りを多くしてしまいます。樹脂は熱を伝えにくいことに加え、ビスなどではなく“溶着”によってフレームを接合するため、断熱性・気密性が高いフレームになります。
下のグラフは、省エネ基準の壁の断熱性能(熱貫流率0.53)を1とした場合、採用するガラスと壁を比較して熱の逃げる割合を示したものです。トリプルガラスを選択することで、熱損失の軽減が可能です。
※1-4:ガラスの熱流は、国研) 建築研究所HP「平成28年監エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)現行版」(2023年1月6日)より引用。
※1.単板ガラス、2二層複層ガラス(中空層16mm)3.二層複層ガラス(Low-F1枚、断熱性ガス入り、中空層16mm)4.三層複層ガラス(Low-F2枚、断熱性ガス入り、中空層16mm)、
※5.住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費に関する基準(国土交通省告示第二百六十六号)における、外皮の断熱性能等に関する基準のうち、その他の単位住戸の3〜7地域の壁の貫流率の基準値を引用。
※1:サッシの熱貫流率(Uw値)は、JISA2102-1,-2及びJIS R3107に基づく計算値であり、製品の性能を保証するものではありません。
※2:窓種、サイズ、地域、ガラスメーカー等により、アルミスペーサーの場合があります。
※5[出典]各国の窓省エネ基準 サンゴバン・グラス・ジャパン SWISSPACER benchmark 2022より引用
※6 サッシの熱還流率は、(一社)日本サッシ協会HP「「建具とガラスの組み合わせ」による開口部の熱還流率表(住宅用窓の簡易的評価による)」(2023年1月6日)より引用。
※性能値、ガラス構成等は、窓種、サイズ、仕様、ガラスメーカー等によって異なります。
※準防火地域、防火地域は仕様が異なります。
ESクリアスーパーに使用されている内外のガラスは、ショーウインドウや展示ケースに使用される透明感のある高透過ガラスを採用しています。
一般的な窓ガラスに用いられるフロートガラスの鉄分による青みを克服し、採光性を高めたクリアな視界を実現。冬季に日差しや明るさを確保したいお部屋におすすめです。
日射遮蔽に優れ、紫外線も大幅にカット。日射対策が必要な地域やお部屋の開口部におすすめです。
※写真は反射光の色調です。反射光と透過光で色調が異なります。※上記性能値は、光学的及び熱的性能を示す一般的な値であり、性能を保証するものではありません。
※各ガラス種類の性能値は以下の条件に基づくもので、ガラスメーカー、ガラス構成等によって値が異なります。
メーカー:日本板硝子ビルディングプロダクツ株式会社
ガラス構成:41mm LowE3-Ar16-FL3-Ar16-LowE3 アルゴンガス入り、37mm LowE3-Ar14-FL3-Ar14-LowE3 アルゴンガス入り
熱貫流率:JIS R3107に基づき、アルゴンガスの充填率90%で算出した計算値です。
可視光透過率・日射熱取得率:JIS R3106に基づき算出した計算値です。
紫外線カット率:ISO 9050に基づき算出した計算値です。
ポイント!
ESクリアスーパーのガラス断熱性能は、省エネ基準の壁(0.53)※3と同等で、"透明な壁" と言える性能です。
熱の流出入が大きい窓において、面積の大部分を占めるガラス選びは非常に重要です。
※3:住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費に関する基準 (国土交通小告示第二百六十六号)
における外皮の断熱性能等に関する基準のうち、その他の単位住宅の3~7地域の壁の熱貫流率の基準時 0.53W/(m・K)との比較。
※4〜6:ガラスの熱貫流率は、(国研) 建築研究所HP「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する
技術情報(住宅)現行版」(2023年1月6日)より引用。
※4.二層複層ガラス (Low-E1枚、断熱性ガス入り、中空層幅16mm) ※5.二層複層ガラス (中空層幅16mm) ※6:単板ガラス
高いフレーム強度と断熱性能を目指し、枠・障子それぞれに
空気の部屋を複数(左図①〜⑤)並べ、より断熱性が高く、
"スリム感"を向上させたフレームとなっております。
中空層と特殊金属被膜で熱の伝達を低減し、断熱性能を向上させるためにアルゴンガスを封入。
内外2枚をLow-Eガラスで構成したトリプルガラスを標準採用。ガラスの総厚41mmに設定し、
中空層幅を広くすることで、断熱性能を高めています。
このシミュレーション結果は、以下の条件により算出されたものであり、性能を保証するものではありません。矢印はイメージです。●使用ソフト:熱流体シミュレーションソフトScFLOWV2020(株)ソフトウェアクレイドル ●部屋モデル:「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説II住宅」基準策定モデル住宅(4地域~8地域用)1階LD(13帖)想定開口部面積:掃き出し窓1650mm×2100mm×2、腰窓1650mm×1300mm×1 ●開口部のグレージング部とフレーム部の面積比率:アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ※1、樹脂サッシグレージング部の断熱仕様:単板ガラス6.0W/(m・K)※1、複層ガラス:2.8W/(m・K)※1、Low-E三層ガラス0.59W/(m・K)※3フレーム部の断熱仕様:アルミサッシ:7.349W/(m・K)※1、アルミ樹脂複合サッシ:4.367W/(m・K)※1、樹脂サッシ:1.70W/(m・K)※2フレーム及びグレージングの接合部の線熱貫流率:アルミサッシー単板ガラス:0※4、アルミ樹脂複合サッシー複層ガラス:0.07W/(m・K)※4樹脂サッシ-Low-E三層ガラス0.06W/(m・K)※4 ●開口部以外の断熱仕様:外壁・床:平成28年省エネルギー基準適合レベル(5、6地域)相当、間仕切壁せっこうボード-空気層せっこうボード、天井:せっこうボード境界条件:外気温:0°C、外気側表面熱伝達抵抗:0.04m2・K/W、温度差係数:外壁・開口部:1、床:0.7、間仕切壁、天井:0.15 ●エアコン稼働条件:風量8m/min、吹出温度28°C解析種類:熱流体解析(輻射考慮)、定常 ●乱流モデル:標準k-モデル ●人体モデル体感温度描画方法:シミュレーション結果の人体モデル表面近傍空気温度と人体モデル表面輻射温度の平均の値を体感温度(作用温度OT)として描画
※1(国研)建築研究所HP「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)現行版」(2023年1月6日)より引用
※2シャノンウインドNS50の仕様に応じた値を設定 ※3ESクリアスーパーの仕様に応じた値を設定 ※4JISA2102-01に記載の値を設定
枠と障子の両方に備えた気密材とロック機構で
気密性能がJISの最高等級であるA-4等級を
大きく上回ると共に、
優れた遮音性能を発揮します。
冬の冷たい外気を室内に伝えにくく、室内側の窓の温度が低くなりにくいので、結露の発生を抑えられます。
※上記はJIS A4710に基づく断熱試験における表面温度測定結果を図示したもので、製品の性能を保証するものではありません。
●アルミ樹脂複合サッシ 引違い窓 16513サイズ
ガラス種類:一般複層ガラス FL3-A12-FL3
●シャノンウインドNS50:引違い窓 16513サイズ
ガラス種類:グリーン LowE3-Ar14-FL3-Ar14-LowE3
引手の位置を最適化し、操作性の向上を図りました。
引手の長さを通常引手の2倍サイズに。掘り込みも深くし、両手でつかんだり、爪が長い方も指の腹で開閉できます。
窓種やサイズにより異なる引手があります。ロング引手はテラスサイズ1,700<Hに標準設定です。窓種により異なる場合があります。
トリプルガラスの重量に対応するため引違い窓全サイズに小型ベアリング戸車を採用しました。