小林住宅は昭和21年創業以来、海外の建築様式を積極的に取り入れ、戦後日本の住宅産業の中で先駆的役割を果たしてきました。
1963年には他社に先駆けて軽量鉄骨造を住宅に採用し、1987年には都市部に多い狭小地の建て替えに対応するため、3階建て住宅をいち早く開発、市場に投入し、その先見性・フレキシブルなプラン対応力、工夫を凝らしたデザイン提案等に、高い評価をいただきました。また、1995年1月に発生した阪神大震災の予想を超える大きな揺れにも卓越した強度を示し、特に被害が甚大であった阪神地区においても、弊社の築20~30年の建物を含め全半壊ゼロと、改めてその強度が実証されました。
2001年には外断熱住宅を標準仕様とし、厳しい気象環境になりつつある日本の住宅に新しい方向性を打ち出しました。外断熱住宅は、家中の温度差が少なく、ヒートショックや結露の心配が少ない健康で快適な空間を創出します。それは、建物の劣化がしにくく、環境にも家計にも優しい住まいであり、家族のコミュニケーションを大切にした開放的なプランも可能にしました。
2010年にはさらに断熱・気密性能が高い「木造W断熱工法Kurumu」を新商品に加えました。外断熱住宅は2016年に基準が明確になったネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の厳しい断熱性能をすでにクリアしている時代を先取りした住宅です。
このように、弊社は常に日本の住宅のあるべき姿を提案し続けてきました。これからも弊社は、「住宅はその性能が基本である」ことを第一に考え、お客様が一生涯、安心・快適に住むことのできる住まいをご提案いたします。
現在は兵庫・大阪・京都・滋賀・奈良と、関西圏を中心として活動を行っております。地域外でもご相談に応じられる場合もありますので、どうぞご遠慮なくご相談ください。