【2025年最新版】大阪の注文住宅完全ガイド!費用相場から土地選び、信頼できる業者選びのポイントまで徹底解説

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大阪府は、全国的にも都市化が進んでおり、多くの人が住みたいと望むエリアです。そして、その中で自分だけの理想を実現する注文住宅には人気が集まっています。注文住宅とは自分の好きなデザイン、レイアウト、設備などを自由に選べる住宅のことを指します。そのため、自分らしい暮らしを実現したい方には打ってつけの選択肢と言えるでしょう。
大阪府の人気エリアと大まかな土地相場もご紹介しますので、これから注文住宅を建てるエリアを決める方も、ぜひ参考にしてください。

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目次

大阪府の注文住宅、費用はいくら?【2025年最新版】建築費・土地代の総額相場

 

大阪で夢の注文住宅を建てるにあたり、多くの方が最初に気になるのが「一体いくら必要なのか?」という費用面でしょう。注文住宅にかかる費用は、大きく分けて「建物そのものにかかる建築費」と「家を建てるための土地代」の2つで構成されます。

このセクションでは、2025年現在で最も新しい公式データに基づき、大阪で注文住宅を建てる際の全体像、つまり総額の相場観を掴んでいただくための情報を提供します。予算計画の第一歩として、まずは平均的な価格を把握することが重要です。

 

土地と建物の総額相場は5,355万円

大阪府で注文住宅を建てた方のデータから建築費用と土地取得費用の相場をみていきましょう。住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、大阪府で建てる注文住宅の費用相場は下記の通りです。

 

土地なし:5,355.0万円(建設費3,161.9万円+土地取得費2,193.1万円)

土地あり:4,385.9万円(建設費のみ)

 

一方で全国平均では、

 

土地なし:5,007.1万円(建設費3,512.0万円+土地取得費1,495.1万円)

土地あり:3,932.1万円(建設費のみ)

 

となっております。

大阪府の費用相場は全国平均よりも高いことが分かります。大阪府に注文住宅を建てる人は、土地取得費へ大幅に予算を割きつつも、建物建築の予算を抑えながらこだわりのつまった住まいづくりを行う傾向にあるということです。

 

※出典:住宅金融支援機構 「 フラット35利用者調査(2024年度集計表) 」
https://www.jhf.go.jp/about/research/loan/flat35/2024.html

 

費用の内訳(本体工事費・別途工事費・諸経費)

 

注文住宅の見積もりを見て「思ったより高い!」と感じることがあるかもしれません。その理由は、総費用が単純な建物の価格だけではないからです。費用は大きく3つのカテゴリーに分類され、それぞれの割合を理解しておくことが重要です。

 

・本体工事費(総費用の約70~80%)

建物そのものを建てるための費用で、広告などでよく目にする「坪単価」はこの費用を指すことがほとんどです。

含まれるもの: 基礎工事、構造躯体工事、屋根・外壁・内装工事、キッチン・トイレ・ユニットバスなどの基本的な設備工事など。

 

・別途工事費(総費用の約15~20%)

建物本体以外で、暮らし始めるために必要となる工事の費用です。この費用は土地の状況によって大きく変動するため注意が必要です。

含まれるもの: 古い家の解体工事、地盤が弱い場合の地盤改良工事、駐車場や庭などの外構工事、水道・ガス管の引き込み工事、エアコンの設置工事など。

 

・諸経費(総費用の約5~10%)

工事費以外にかかる、手続きなどのための費用です。見落としがちですが、現金での支払いが必要になる項目も多いため、あらかじめ予算に組み込んでおくことが不可欠です。

含まれるもの: 住宅ローン手数料、保証料、火災・地震保険料、不動産取得税や登記費用などの税金・手数料、地鎮祭や上棟式を行う場合の費用、引っ越し代など。

 

【2025年度最新】見逃し厳禁!大阪で使える注文住宅の補助金・助成金

 

高額になりがちな注文住宅ですが、国や自治体が用意する補助金・助成金制度を賢く活用することで、費用負担を大きく軽減できる可能性があります。 2025年度は複数の省庁が連携した大規模な支援策が実施されています。

 

国が実施する主な補助金制度(住宅省エネ2025キャンペーン)

 

① 子育てグリーン住宅支援事業

省エネ性能の高い住宅取得を支援する制度です。2024年の「子育てエコホーム支援事業」の後継事業にあたります。

対象者: 長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯(18歳未満の子を有する世帯)または若者夫婦世帯(夫婦いずれかが39歳以下の世帯)が対象です。新設されたGX志向型住宅は世帯を問わず対象となります。

補助額(1戸あたり):

GX志向型住宅(次世代の省エネ住宅):160万円

長期優良住宅:80万円(2024年度の100万円から変更)

ZEH水準住宅:40万円(2024年度の80万円から変更)

注意点: 新築の場合、給湯省エネ2025事業との併用はできません。

 

② 給湯省エネ2025事業

高効率給湯器の導入に対して補助が受けられます。新築の注文住宅でも対象となります。

 

③ ZEH(ゼッチ)補助金

年間のエネルギー消費量がおおむねゼロになる「ゼロ・エネルギー・ハウス」を建てる場合に利用できる補助金です。

大阪府・市町村が実施する主な補助金制度

自治体によっては、独自の視点で魅力的な補助金を用意しています。

 

大阪市の例:新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度

初めて住宅を取得する新婚世帯や子育て世帯を対象に、住宅ローンの利子を最大5年間、年間最大10万円(合計最大50万円)補給する制度です。

 

その他の市町村の例:

高槻市: 3世代ファミリーの定住を支援する補助金制度があります。

貝塚市: 若年世帯の定住を促進するための住宅取得補助金があります。

これらの補助金は、申請期間や予算の上限が定められていることがほとんどです。特に国の補助金は予算に達し次第、受付終了となるため注意が必要です。家づくりを計画する早い段階で建築を依頼するハウスメーカーや工務店に相談し、活用できる制度がないか確認することをおすすめします。

どこに頼む?ハウスメーカー・工務店・設計事務所の選び方

 

理想の注文住宅を建てるためには、信頼できるパートナー選びが最も重要と言っても過言ではありません。家づくりを依頼できる先は、主に「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の3つに分かれます。それぞれに特徴や得意分野が異なるため、ご自身の価値観や建てたい家のイメージに合った相手を見つけることが成功のカギとなります。

このセクションでは、それぞれの違いを比較し、大阪で信頼できる会社を見つけるための具体的なチェックポイントを解説します。

 

ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違いと比較

まずは、3つの業態のメリット・デメリットを理解し、どこが自分に合っているか考えてみましょう。

下記にて例をご紹介します。大阪で信頼できる会社を見つける5つのチェックポイント

 

種類 特徴とメリット デメリットと注意点 こんな人におすすめ
ハウスメーカー ・全国展開でブランド力と安心感がある
・品質が安定しており、工期も比較的短い
・住宅展示場で実物を見学・体感できる
・保証やアフターサービスが充実している
・仕様がある程度規格化されており、設計の自由度は低め
・広告費などが価格に含まれるため、費用は高くなる傾向がある
・細かな仕様変更には対応しにくい場合がある
・品質やブランドの安心感を重視したい
・家づくりにあまり時間をかけられない
・完成形をイメージしてから契約したい
工務店 ・地域密密着型で、大阪の気候や土地の特性に詳しい
・設計の自由度が高く、希望を反映させやすい
・ハウスメーカーに比べて費用を抑えやすい傾向がある
・経営者や職人の顔が見え、親身な対応が期待できる
・会社によって技術力やデザイン力にばらつきがある
・保証内容が会社ごとに異なるため、確認が必要
・完成まで実物を見ることができない
・デザインや間取りにこだわりたい
・予算に合わせて柔軟な提案をしてほしい
・地元の職人さんと一緒に家づくりをしたい
設計事務所 ・設計の自由度が最も高く、唯一無二の家づくりが可能
・施主の代理人として、施工会社を厳しく監理してくれる
・複雑な土地や狭小地でも、最適なプランを提案してくれる
・設計・監理料が建築費とは別に必要になる
・設計士との打ち合わせが多く、完成までの期間が長い
・完成するまで全体像をイメージしにくい
・デザインやコンセプトに徹底的にこだわりたい
・建築家と一緒に作品としての家を創りたい
・土地の条件を最大限に活かしたい

 

どの業態に依頼するか決めた後も、数ある会社の中から1社を選ぶのは大変です。以下の5つのポイントをチェックして、後悔のないパートナー選びをしましょう。

 

  1. 施工事例やデザインが「好み」と合うか?

まずは会社のウェブサイトやカタログ、Instagramなどで過去の施工事例をたくさん見てみましょう。自分の理想とする家の雰囲気(モダン、ナチュラル、和風など)と、その会社が得意とするデザインが一致しているかを確認することが最初のステップです。「この会社が建てる家、なんだか好きだな」という直感が、良いパートナーを見つけるための重要な手がかりになります。

 

  1. デザインだけでなく「住宅性能」を確認しているか?

長く快適に、そして安全に暮らすためには、デザインだけでなく住宅性能が不可欠です。特に、地震や台風のリスクがある大阪では耐震性が重要になります。

耐震性: 耐震等級は最高ランクの「3」か?どのような工法を採用しているか?

断熱性・気密性: 夏は涼しく冬は暖かい家にするための断熱等級はいくか?気密測定(C値)に対応しているか?

これらの性能は、国の定める「長期優良住宅」や「ZEH(ゼッチ)」の基準を満たしているかで一つの判断ができます。

 

  1. 担当者との相性は良いか?

家づくりは、担当者と何ヶ月にもわたって打ち合わせを重ねる共同作業です。こちらの要望を親身に聞いてくれるか、専門的なことを分かりやすく説明してくれるか、そして何よりも信頼できる人柄かどうかを見極めましょう。少しでも「話しにくいな」「価値観が合わないな」と感じたら、担当者の変更を申し出るか、他の会社を検討する勇気も必要です。

 

  1. アフターサービスや保証制度は充実しているか?

家は建てて終わりではありません。引き渡し後の定期点検やメンテナンス、万が一の不具合が発生した際の対応など、長期的な保証体制が整っているか必ず確認しましょう。法律で義務付けられている保証(瑕疵担保責任保険)以外に、会社独自の保証制度がどこまで手厚いかが、長く安心して暮らすためのポイントになります。

 

  1. 会社の評判や実際の「現場」を確認する

インターネットの口コミを参考にするだけでなく、可能であればその会社が開催する「完成見学会」や「構造見学会」に参加しましょう。実際に建てた家を見ることで、図面だけでは分からない質感や空気感を体感できます。また、工事中の現場が整理整頓されているかを見ることも、その会社の仕事の丁寧さを測る良い指標になります。

 

なぜ人気?大阪府で注文住宅を建てる3つのメリット

 

多くの人々を惹きつける活気あふれる大都市、大阪。実は、注文住宅を建てて「暮らす場所」としても非常に高い人気を誇ります。その理由は、日々の生活を豊かで快適にする、大阪ならではの大きなメリットがあるからです。ここでは、特に代表的な3つの魅力について詳しく解説します。

 

街と街との距離が近く交通アクセスが抜群

大阪の最大の魅力の一つは、その卓越した交通利便性です。府内にはJR、阪急、阪神、近鉄、南海、そしてOsaka Metroといった多種多様な鉄道路線が網の目のように張り巡らされています。これにより、府内の移動はもちろん、主要都市へのアクセスが非常にスムーズです。

例えば、人気の住宅地である北摂エリア(吹田市・豊中市など)から大阪の中心地・梅田まで電車でわずか15~20分程度。また、梅田やなんばからは、神戸や京都といった隣県の主要都市へも30分~1時間ほどでアクセス可能です。

この「職住近接」と「都市間アクセスの良さ」は、日々の通勤・通学時間を短縮し、家族と過ごす時間やプライベートな時間を豊かにしてくれます。さらに、休日のお出かけの選択肢も格段に広がり、アクティブな暮らしを実現できるでしょう。

 

教育機関や公共施設が充実している

大阪府は、子育て世帯にとって非常に魅力的な環境が整っています。まず、教育機関の選択肢が豊富です。大阪大学をはじめとする国立大学から、レベルの高い私立の小・中・高等学校まで数多く存在し、子どもの進路に合わせた教育環境を選ぶことができます。特に教育熱心なご家庭が多い北摂エリアは、質の高い教育を求めるファミリー層から絶大な支持を得ています。

また、暮らしを支える公共施設も充実しています。各市町村には地域住民の学びや交流の拠点となる図書館や公民館が整備されています。さらに、万博記念公園(吹田市)や服部緑地(豊中市)、大泉緑地(堺市)といった大規模な公園も府内各所にあり、週末には家族で自然に親しんだり、スポーツを楽しんだりする憩いの場として活用できます。

このように、教育から生涯学習、日々のリフレッシュまで、あらゆる世代の生活の質を高める環境が整っている点も、大阪が選ばれる大きな理由です。

 

日々の買い物に困らない商業施設の多さ

「買い物天国」とも言える商業施設の充実度は、大阪の暮らしの利便性を象徴しています。梅田の「グランフロント大阪」や「ルクア大阪」、天王寺の「あべのハルカス」といった最先端のトレンドが集まる巨大商業施設から、府内各所に展開する「ららぽーと」や「イオンモール」といった郊外型の大型ショッピングセンターまで、あらゆる買い物ニーズに応えてくれます。

一方で、昔ながらの活気ある商店街が数多く現存しているのも大阪の魅力です。日本一の長さを誇る「天神橋筋商店街」をはじめ、地域に根差した商店街では、新鮮な食材をお得に手に入れたり、店主との温かい交流を楽しんだりできます。

もちろん、日々の食料品や日用品を購入するためのスーパーマーケットやドラッグストアも至る所にあり、日常の買い物に困ることはまずありません。最先端のショッピングから地域密着の買い物まで、その日の気分や目的に合わせて使い分けられる豊かな商業環境が、日々の暮らしをより便利で楽しいものにしてくれます。

 

大阪府で注文住宅を建てるメリットとは

 

国内屈指の大都市である大阪府が「住みやすい」と言われる理由について紹介します。

 

街と街との距離が近い

大阪府は大阪市を中心に市街地と住宅地がコンパクトにまとまっているため、場所によっては勤務先や学校まで徒歩や自転車で通うことも難しくありません。また、関西3大空港として数えられる関西国際空港もあるため、海外や国内各地へのアクセスも便利です。

 

学校や公共施設が多い

大阪府は、西日本随一の大都市として学校や病院、公共施設などが充実しています。そうした高い利便性を持った土地でありながら、地価は東京よりも低いため、ゆとりある住まいも実現しやすいことも魅力です。

 

商業施設が充実している

大阪市内だけでなく府内全域にかけて、市街地から郊外まで商業施設が充実しており、府内のどこに住んでいても買い物に困りません。食文化も発達しており、安くておいしい飲食店もたくさんあることも嬉しいポイントです。

 

大阪府で人気のエリアと土地相場について

 

大阪府で注文住宅を建てる際、土地相場は非常に重要な要素です。特に人気エリアの土地相場を把握することで、予算の計画が立てやすくなります。この記事では小林住宅で家づくりのご相談が多い、「箕面市」「高槻市」「吹田市」についてピックアップしてご紹介します。

 

土地相場は大阪府の土地代データ住宅地のデータを、一般的な注文住宅の敷地面積100~200㎡に換算して表記しています。 

参照元:土地代データ

 

大阪府箕面市:2,268~4,536万円

箕面市は、大阪府内の住みよさランキング常連の市で、閑静な住宅街と緑豊かな環境、そしてさまざまな施設があることが特徴です。電車を使用すると、大阪市中心部まで約30分で行き来ができる阪急箕面線があるため、アクセスも便利です。そのため大阪市内に勤務する方にとって住みやすく、さらに子育て政策や施設も充実しています。

そんな、箕面市の坪単価平均は74.9万円 / 坪となっています。

 

大阪府高槻市:1,936~3,872万円

高槻市は大阪都市圏と京都都市圏の中間に位置しており、両方面へのアクセスが良いため、通勤や通学に非常に便利です。また、市内には多くの商業施設や公共施設が整っており、生活の利便性も高いです。

そんな、高槻市の坪単価平均は64.0 万円 / 坪となっています。

 

大阪府吹田市:3,169~6,338万円

吹田市は大阪市の北部でベッドタウンとして発展してきました。幅広い世代に人気の高いエリアとなっています。大阪市に近い南側は土地相場が高めですが、万博記念公園などがある北側は比較的リーズナブルなエリアになっています。

そんな、吹田市の坪単価平均は92.8 万円 / 坪となっています。

大阪府で理想の注文住宅を

 

大都市である大阪府で注文住宅を建てる場合、土地選びや間取りの工夫で、予算内で多くの要望を叶えることが成功のポイントとなります。建築費用・土地購入費用の相場を把握して、家づくりに役立ててください。間取りや費用についてのご相談は、大阪府に4展示場ある小林住宅のモデルハウスでお気軽にご相談いただけます。おしゃれなデザインやエアコン1台での快適さを体感いただきながら、間取りのプランニングや資金計画、土地探しについて無料で相談いただくことができます。見るだけ・聞くだけも大歓迎ですので、お気軽にご来場ください。

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